ディスク内を仮想化して新たなディスクドライブを作りEndless OSをインストールする手順を記述します。
メリット:Windows11がクラッシュしてもEndless OSを起動する事が出来るようになります。その逆に、Endless OSがクラッシュしてもWindows11を起動する事が出来るようになります。また、ディスクを仮想化してインストールする為、Windows11、Endless OSどちらを起動していてもOSが互いに干渉する事は一切ありません。
デメリット:インストールするまでの操作がやや面倒です。OSのインストールをした事が無い方にはお奨めできません。OSクラッシュ後の復旧が出来ない方が失敗するとパソコン修理屋へ依頼するはめになり、無駄な出費を余儀なくされます。その後、データの復元作業も必要となります。バックアップを取っていなければデータを復元できなくなる事もあります。
この手順は、表示される内容が違うだけで、Windows10でも同じ手順で同じ事が出来ます。
スタートボタンをクリックします。
すべてのアプリをクリック。
Windowsツール フォルダー内のコンピューターの管理をクリック。
左メニュー内のディスクの管理をクリック。
Windows(C:)をクリック→右クリック→ボリュームの縮小をクリック。
縮小可能な領域のサイズが148513と表示され、縮小後の領域の合計サイズが94770となっていますが、これだと、現在使用しているWindows11の方(ディスクC)が容量が少なくなってしまうので逆にします。※仮想ディスクを作成する時、均等にすると、元々のOSが入っているディスクに間違えて上書きしてしまうミスを起こす可能性があるので、サイズを均等に分割する事はお奨めできません。
94770と入力してEnterキーを押します。
未割当ての領域が出来ました。
未割り当ての領域をクリック→新しいシンプルボリュームをクリック。
次へをクリック。
Dドライブという名前にしたいけど無いのでEドライブという名前で仮想化します。
次へをクリック。
次へをクリック。
完了をクリック。
ボリュームEが出来ました。これでEndless OSをインストールする仮想ディスクの完成です。このまま、Endless OSをインストールせずにディスク(記憶域)を元に戻す事も可能ですが、この手順でEndless OSをインストールするとコントロールパネルのプログラムと機能でアンインストールする事は出来なくなります。でも、ディスクの管理でボリュームEを削除し、Endless OSを削除した後にボリュームを結合する事は可能です。
この後にUSBメモリースティックを使用してEndless OSをインストールすればデュアルブート完了です。※実行前のWindowsバックアップを忘れないでくださいね。